スポンサードリンク

マイホーム借り上げ制度とは

自宅を売却せずに、月々の賃料収入を老後の資金に活用できます

借り上げ期間は最長で終身まで可能で、その間は入居者がいない期間でも、一定の賃料が保障されます。
日本国内にある一戸建て、共同建て、マンションなどの共同住宅が対象ですが、耐震基準など一定の条件を満たす必要があります。


 マイホーム借り上げ制度の仕組み

  • 貸したい人と移住・住み替え支援機構(JTI)が終身借家契約を結びます
  • 契約は3年更新(この時、自宅に戻ることも可能です)
  • 空き家保障があります

設定賃料は周辺相場より10〜20%低く設定します。また手数料などが15%かかりますので、結果的に相場より25〜35%程度は低くなります。しかし普通に貸し出しした場合でも、常に入居者がいるとは限らず、空家率は15%近くはあるものです
空家率 総務省「住宅・土地統計調査」
つまり空き家保障があると考えると、30%程度の減額はやむを得ないと考えるべきかもしれません


[メリット]
自宅を売却せずに老後の資金、住み替えができます
3年ごとに解約の自由がありますので、住み替え先が合わない場合、自宅に戻ることができるのは大きな安心感です。通常の借家契約では、いったん賃貸物件である借家を賃貸契約を結んだ場合、それ相応の正当事由がない限り、貸主の都合で明け渡してもらう事(契約解除)が出来ないようになっています。このことを考えるとマイホーム借り上げ制度は貸主にとって極めて有利な制度といえます。
また空き家の状態でも賃料収入が保障されています

[デメリット]
手続きが面倒なのと、家賃が低く抑えられること以外はあまりデメリットはありません







マイホームで年金をつくる―国が支援する「マイホーム借上げ制度」の仕組みと徹底活用法

マイホームで年金をつくる―国が支援する「マイホーム借上げ制度」の仕組みと徹底活用法峰尾 茂克 井上 光章 小池 和人 山田 幸次郎 山本 俊成 佐田 隆

評言社 2009-07
売り上げランキング : 226934

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
老後革命 リバース・モーゲージ―高齢社会での「家」資産の生かし方 持家資産の転換システム―リバースモーゲージ制度の福祉的効用 老後の持ち家活用法 リバース・モーゲージって何だ?―逆住宅ローンで余裕を! ハウジングライフ(住生活)プランナーになろう DVD付 講師を頼まれたら読む「台本づくり」の本

定年退職後の住宅ローン


スポンサードリンク