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世代別 老後に不安を持つ人の割合
金融広報中央委員会が平成22年に行った世論調査(「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成22年)」)の結果を以下のグラフに示しました。
※不安が無い人(No) 不安がある人(Yes) 左軸(%) 総数4,035人
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結果は全ての世代で80%前後の人が「不安がある」と回答していて、「不安が無い」と答えた人を圧倒しています。
また調査項目の中で「世帯年収」を聞く項目がありますが、「不安が無い」と回答した人の世帯年収を聞く項目で無回答の人の割合は15.9%であったのに対し、「不安がある人」は82.4%もの人が無回答でした。答えたくないのは現在の収入が老後の不安につながっているとも思えます。
また年収別に見ると、無収入でも33.3%が「不安が無い」と答えていますが、逆に年収1,200万円以上世帯でも「不安がある」と答えた人が63.8%もいます。
非持ち家の人でも11.1%の人が「不安が無い」と答えていますが、将来にわたり発生し続ける家賃の支払いに対して不安は無いということでしょうか・・・
まとめると・・・

1. 全ての世代で不安を抱えていて、その割合は70%〜80%以上となっている
2. 最大の不安要素は現在の収入からみた将来の資金計画であると思われる
3. 人生の価値観が人により異なるため、不安の度合いも様々である
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