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ハウジングライフプランのスタートは家計資産の現状把握

 世帯主の年令階級別1世帯あたり家計資産の内訳

これから定年退職を向かえる人たちは日本の経済成長を支えてきた世代です。30年前の日本と言えばマイホーム取得が夢であり、実に7〜8割近い人たちがそれを実現してきました
しかしそこに老後の問題を引き起こす原因があります。結果的に資産の6割が住宅や土地資産が占めるという偏った資産構成になってしまったのです

年令階級別1世帯あたり家計資産内訳

住宅や土地資産を保有していても、すぐにはお金に換えられませんから資産としての実感がありません(60歳代で住宅資産が507万円、土地資産が2497万円 合計で3004万円 比率61%)
実際に老後の生活資金は、金融資産となる1785万円ですから、老後が不安だと感じるのは無理もありません

老後の生活や資金計画をはじめる前に、まずは資産の総点検、特にハウジングプランからはじめめるべきなのです





 老後の住まい、住み方の選択肢

選択肢は大きく分けると「住み続ける」か「住み替える」の二つしかありません
なかでも「住み替える」を選ぶ場合は資金計画を含めて大きな決断が必要になろうかと思います

[住み替えるという選択肢]

  • 家族が住む条件に合わない・・・バリアフリー化が必要、防犯、自宅の管理
  • 近隣の人間関係、地域との係わりや問題
  • 他の場所で暮したい、環境を変えたい(田舎暮らし、海外移住)
  • 住宅ローンの負担を無くす、一戸建てからマンションに移りたい



住み替える場合は、売却するのか賃貸に出すのかリバースモーゲージマイホーム借り上げ制度で検討します。
実際に多いのが、大きな戸建に住んできてが、まだ住宅ローンも残っている。ローンの負担も一掃し、部屋は狭くてかまわないからもう少し都会寄りで生活に便利なマンションに引っ越したい・・という方です。医療施設の心配もなく、買い物にも便利な都会なら、今の住まいにいるより老後の不安からも開放される・・・という考えです。

現代はアクティブシニアと言われる活動的な老後を送られる方が大変多くなっています。
もちろん都会に住むだけがアクティブなわけではなく、中にはあえて田舎暮らしを選択され、自給自足で悠々自適に過ごされている方も大勢います

要するにお金に余裕があれば、それだけ選択肢も広がり何でもできるということです。大金は必要ありません。肝心なのは今ある資産をどう有効活用できるかだと思います


>> 定年退職後の住宅ローン返済






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老後のハウジングライフプラン


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