国債と金利の関係

 長期に渡り、定期預金の金利を国債が上回る状況が続いている

1998年から2010年末までの間、5年、10年、20年国債が定期預金金利を上回っている状態が続いています。
特に20年国債はゼロ金利時代と言われた時期も2%程度の利回りがあり、安定的な資産運用を目指す方には理想の金融商品です(しかし、20年間は原則的に解約できないため、中途解約した場合は元本割れのリスクもあります)。



国債と定期預金金利の推移グラフ




今後の国債は有利な金融商品と考えるべきか?

金利と国債は相反する関係にある

金利と国債の関係イメージ


2011年現在、定期預金金利は0.03%〜高いもので0.5%程度ですから、今後も低金利の状態が続けば、この国債はおすすめです。しかし図のように、金利と債券価格は相反する関係にあるので、もし今後、金利状況局面を向かえた場合は国債の魅力は低くなってしまいます。
ただ、分散投資という意味合いでは国債はいつの時代も投資先として検討しなくてはなりません。

図:三菱UFJ 日本国債ファンド パンフレットより




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投資の基本


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