避けたい老後資金での投資先(2)
特約付外貨預金
外貨定期預金で「特別金利」や「キャンペーン金利」という名目で金利が異常に高く上乗せされるものがあります。但しこれにも大抵の場合「3ヶ月間」という条件が付いています。これも年率5%の金利を掲げている外貨定期預金でも実質は3ヶ月間1.25%であるという事。その後の9ヶ月間は通常金利に戻るという定期預金です
また外貨預金全般に言える事ですが、円を外貨に交換する際には手数料がかかります。米ドルの場合、円→ドルで1円、ドル→円で1円かかりますから(金融期間により様々)、預け入れて引き出す際にかかる手数料は往復で1ドル2円という事になります
つまり2円の円安になってようやく予定の手取りが確保できるという事で、もちろん預け入れ時よりも円高になった場合は、金利云々より円高による損失が大きくなってしまいます
手数料込みのシュミレーション
[東京三菱UFJ 2011年12月]
東京三菱UFJで100万円を1ドル80円時に1年の定期預金した場合
・1ドル80円のまま・・・・年率 -2.461%(2万4千円の元本割)
・1ドル85円(5円の円安)・・・・年率 3.711%
・1ドル75円(5円の円高)・・・・年率 -8.634%(8万6千円の元本割)
※損も得もしない為替レートは1ドル82.00円(2円の円安)
[パンフレット・ポスターの読み方]
高い金利だけで外貨預金を考えるのではなく、為替レートの振れ方向を予想しなければならなりません。また外貨預金にも定期預金と普通預金がありますが、普通預金なら状況に応じていつでも引き出せるというメリットがあるものの、その度に為替手数料を支払う必要があります
将来、孫が留学する際の現地通貨として利殖するというのであれば高金利は魅力ですが、いずれは円に戻して老後の生活資金にする性質のお金であれば外貨定期預金はリスクが高い金融商品となります
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